ドラマで見る離婚問題 離婚シンドローム

Posted by / 2014年3月8日 / Categories: 離婚ガイド / 0 Comments

離婚シンドロームとは

離婚シンドロームは、2010年に放送された単発スペシャルのテレビドラマです。このドラマでは、離婚の危機にある夫婦と、そこに潜む問題を解決しようとする離婚カウンセラー(自身はバツ2)を通して、夫婦のあり方が描かれています。今回は、離婚シンドロームに登場した三組の夫婦を取り上げて、離婚問題について解説します。

まず一組目の夫婦では、夫によるモラルハラスメントが問題になっていました。家庭内のモラルハラスメントとは、主に言動によって配偶者を精神的に攻撃することです。多くの場合身体的な暴力は伴わないため、被害者は自分が被害者であることに気づきにくく、また被害の立証も難しいのです。モラルハラスメントの疑いがある場合は、カウンセラーや弁護士に相談することをお勧めします。

二組目の夫婦では、妻からのDVが問題になっていました。DVを理由に離婚する場合は、調停離婚または裁判離婚になることが多いです。暴力をふるう相手とは離婚協議がうまくいかない、出来ない場合がほとんどであるためです。

三組目の夫婦では、熟年離婚が問題となっていました。熟年離婚は、とくに財産分与などの手続きが複雑になりがちです。離婚回避のために話し合う努力をすることも重要でしょう。


  

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