夫婦間で離婚話が出た場合、離婚回避するにはどのようにすればよいのでしょうか。
離婚話といっても、お互いに離婚の意思がある場合もありますが、一方のみが離婚したいと思っている場合も多いと言えます。このような場合、まずは夫婦間の話し合いが離婚回避のためには重要です。
離婚においては感情的な話し合いだけでなく、金銭面などについても考慮して話し合いをしなければなりません。慰謝料、子供の養育費、財産分与はどうするかという問題、子供がいる場合はどちらが引き取るかという問題等、離婚に際して冷静になって話し合いをしなければなりません。
相手が離婚を提案してきたときに離婚回避をするには、相手が離婚したいと思っている原因についてしっかり話しあうのはもちろんのこと、これらの問題について、実際離婚するとすればクリアできるのかどうか、考えなおしてもらうことも有効です。
相手方が離婚を主張するのみで話し合いにも応じない場合や、話し合いによって解決しない場合は、裁判所に離婚調停が申し立てられることになります。統計によると、裁判所に申立をした夫婦は二組に一組の割合で離婚が成立しています。調停が申し立てられると、離婚が現実味を帯びてくると言えそうです。
ともあれ離婚回避のためには、やはり夫婦間の話し合いが重要であると言えるでしょう。