離婚を考えている方にとって、一番気がかりなのは離婚後の生活についてでしょう。離婚したら、女手一つで子供を育てていけるだろうか?食べていけるのだろうか?仕事は見つかるだろうか?
このページは、離婚後の生活が不安で離婚を迷っている方必見です!
1. 親権について
まず離婚時に親権が取れるかというのも、離婚後の生活に関わりますから重要なことでしょう。親権者が決まらないことには離婚もできませんから、夫婦で協議して決まらない場合には、家庭裁判所に調停を申立てることになります。年齢などの子供側の事情と、子どもを育てられる環境になるかなど父母側の事情を考慮して、「子どもの利益」の観点から親権者が決定されることになります。
また、父母がすでに別居している場合には、裁判所は子供が現状である程度安定して生活しているのであれば、リスクを冒してまで変えようとはしません。
ですから、別居するときに子供を連れて出て手元に置くことも重要なことなのです。
2. 養育費について
子供を育てることになった場合に、養育費も離婚後の生活に大きく影響してきます。そのため、離婚の際に養育費のついても明確な取り決めをしておくことが大事です。
養育費について協議がまとまらない場合には、養育費の調停を家庭裁判所に申立てることができます。養育費は申立を受けて算定表に基づいて算定されることになります。算定表は養育費の権利者・義務者の年収、子どもの数、子どもの年齢によって機械的に決められるようになりました。
3. 離婚後の生活について分からないことがあれば
離婚後の生活が不安で、子どものことが心配で思いとどまっているのであるとします。ですが、その判断が本当に正しいのでしょうか?
子どもも親が自立して前向きに生きてほしいと思っているのではないでしょうか。離婚をお考えであれば、早期に弁護士にご相談されることをお勧めします。