1. 平間法律事務所は全国から離婚の相談を承っております
平間法律事務所では、全国から離婚の相談が寄せられております。北海道や九州などの遠方からのご依頼でも訴訟になれば、裁判所に直接出向かなくても電話で裁判に参加することができますので問題ありません。
ここでは、広島からの離婚相談をご紹介致します。
2. 広島からの離婚相談
相談者様は広島県広島市に住む40代の女性で、最近夫の帰りが遅いのを問い詰めたところ、浮気していたことを白状したそうです。
相談者様はすぐにでも離婚したいそうで、相手の女性から慰謝料を取りたいし、8歳の子どもの親権も絶対に渡したくないということでした。
3. 不貞の証拠が重要です
夫が話し合いでも、調停でも離婚に合意しなければ、離婚裁判を起こすことになります。そして裁判で不貞行為(他の異性と男女関係)があったことを証明するのは、離婚を請求する側になります。
もし不貞行為があったことを証明することができなければ、離婚することも慰謝料をとることもできません。仮に一度白状したとしても、裁判となると「不貞はなかった」と言いだすことも多いのです。
ですから、不貞の証拠を収集できるかどうか重要なのです。
4. 子どもの親権を取りたいなら
浮気するような夫に子どもを渡したくないという気持ちは分かりますが、離婚に関する有責性と子どもの親権は関係ないとされています。審判で親権者を定める場合の判断基準は「子どもの利益・福祉のため」とされ、子どもの年齢や親の事情が考慮されることになります。
しかし、現実的には裁判所は子どもが現状である程度問題なく暮らしているのであれば、リスクを負わせてまで変えようとはしません。ですから、別居している場合には子どもを連れて出ている方が有利になるのです。