恋人や夫からの暴力を振るわれているにもかかわらず、頼れる家族や友人が近くにいないため、逃げる場所がないという方は少なくありません。
そんな場合は、まずはDVシェルターの利用を考えてみましょう。DVシェルターは、パートナーから暴力をふるわれている女性が、一時的に身を寄せることができる施設です。
DVシェルターに入所するためには、民間の団体が運営しているDVシェルターに連絡を取って入所させてもらうことも可能ですし、行政の相談窓口から紹介を受けることもできます。ただし、DVシェルターの状況は各都道府県ごとに異なります。なので、できれば自分が住んでいる場所のDVシェルターについて調べておく方がよいでしょう。
しかし、DVシェルターはあくまで一時保護の施設ですので、これから先の生活のことも、同時に考える必要があります。
離婚やそれに伴う財産分与、慰謝料についてはもちろんのこと、加害者からさらに暴力を受けることを防ぐための保護命令の申立や、当面の生活を維持するための生活保護の申請などが考えられます。
被害者である女性本人がこれらのことについて全て手続きを行うことは、大変ですし、場合によっては大変な精神的負担を抱えることになってしまいます。
できれば、信頼できる法律の専門家に依頼することが望ましいでしょう。平間法律事務所は、電話でのご相談は無料で受け付けております。一人で悩まずに、ぜひ弁護士にご相談下さい。