浮気が原因で離婚できますか?

Posted by / 2012年2月1日 / Categories: 離婚Q&A / 0 Comments

浮気が原因で離婚できますか?

夫の浮気、妻の浮気が原因で離婚の裁判になるケースは多いようです。20代~30代の若年層の浮気率は30%近くあるというデータもあり、浮気が原因での離婚が多いというのも頷けます。

ところで、民法には浮気という言葉はなく、「不貞行為」という表現をとっています。法律的に「不貞行為」とは、浮気で配偶者のある男性ないし女性が、他の異性と性交渉を持つことをいい、民法770条1項1号に挙げる離婚原因となります。

次の場合は不貞行為とみなされますか?

(1) 遊び心で一度の性的交渉をした場合
浮気でも、単に遊び心で一度の性的交渉をした程度であり、夫は反省している状態はどうでしょう。今の家庭を捨てようという気持ちが無いと夫が言っている場合には、その浮気は離婚の原因になるのでしょうか。

はい。1度だけの浮気の場合でも、当然不貞行為として離婚事由となります。「たった1度じゃないか!」という言い分は通らないということです。ただし、浮気があったことを証明するのは離婚を請求する側ですから、1度の浮気を証明するのが困難だという現実もあります。

(2) 妻が初恋の人とデートをしてる場合
妻が同窓会で初恋の人と再開し、性的関係はないけれど、その後何度も二人でデートしている場合、離婚の原因にできるでしょうか。

妻が別の男性とデートしているのが面白くないという気持ちは分かりますが、デートをしていたというだけでは不貞行為があったとは言えませんから、直接的に離婚原因とはなりません。しかし、性的関係が無い場合でも「婚姻を継続しがたい重大な事由」と認められれば離婚できる場合もあります。

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